早いもので、ユウキの四十九日が終わった。
仏の世界では、成仏し浄土(天国)に行けたわけだ。
「死」の絶望感を経験したことが、自分にとってプラスになっている材料は無い。
いくら頑張ったところで、結局は喪失感が天辺にきてしまう。
それがいつまで続くのかと言う思いと、続くべきなのだと言う思いが交錯する。
正直「いつか再会出来る日が必ず来る。」と思わないとやってられない。

ユウキとは何度も「始まり」を共に経験した。
ほとんどが自分だけが知っていた始まりだと思う。

親子の始まり。
長い命懸けの闘いの始まり。
もう助からないと分かってからの最期までの始まり。
そしてユウキのいない始まり。
最初の始まり以外は、現実を受け止められないことが連発する。

ただ天国のユウキは、自分がどれだけ笑おうが泣こうが関係無く、
いつまでも気にしてくれて、心配してくれて、見守ってくれていると信じたい。
だから今だにイッパイ涙が出る時も、安心して流れに任せれば良いと思ってる。
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一区切りついた今後は「約束通り見守り続けないとズルいぞ。」って伝えていくつもりだ